FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

文藝春秋、オレを破産させるつもりか!

今週は新書が豊作でワッショイワッショイ!の週。
平台の前で30分悩むも、古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」や
折原一「黙の部屋」は泣く泣くスルーして
“「殺戮にいたる病」から13年振りの書きおろし長篇!”というオビの文句がステキな
我孫子武丸「弥勒の掌」をゲット。

 
(解説)“書きおろし長編”という言葉によって、宣伝するうえで都合の悪い作品を亡き者にしつつ *1
傑作「殺戮にいたる病」の名をあくまでも自然にフューチャー! これぞ、手練れの技である!
民明書房「内州・扁宗者」より)
弥勒の掌 (本格ミステリ・マスターズ)


えーと、民明書房はともかくとして、
これまで読んだミステリ・マスターズの3冊(歌野晶午西澤保彦北村薫)はどれもスマッシュヒットだった。
「弥勒の掌」も超期待モードで読み始めることにする。



*1:「ディプロトドンティア・マクロプス」とか「ディプロトドンティア・マクロプス」とか