FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

100円手品をたらふく買ってみた2

年末恒例企画、株式会社パルス謹製の100円手品をレビュー。
なお、昨年の記事(計10アイテムを紹介)はこちら














今回購入したのは以下の6アイテム。
中身
ではどうぞー。
※なお、現象の説明は裏パッケージのtxtをそのまま引用。
 また、商品名の前の数字は自分が勝手に振った整理番号なので注意! *1








●1. 脅威!?のリング     実用度A……オススメ
(現象)4つのバラバラのリングが… えっ!? 全部つながった!?


→パッケージのまんま、いわゆる“リンキングリング”。
他社製と比べても、材質が大きく劣っているようには思えない。ガチで買い。
正直、これを100円で売っていいのか……というくらいの凄まじい高コストパフォーマンスであります。


せっかくだから、他社製のリングと比べてみた。
左からパルスのリング、テンヨーのリング、某ショップ購入のリング。小、中、大。
リンキングリング3製品


テンヨー謹製『チャイナリング』との比較では、大きさは一回り小さく、太さは1/2くらい。
よりポケットサイズと言ったところか。
太さ


また、さりげなく全リングに繋ぎ目(切れ目?)が入っているのも、ポイントが高い。
某マジックショップでは、それをセールスポイントの1つにしていたくらいだからなぁ。
繋ぎ目


あえてケチをつけるとすれば、(パルスにしては頑張っているが)解説書が説明不足だというところ。
特にリングの改めを兼ねている序盤の演技をすっ飛ばしているので、不思議さが大半減。*2
しかも「コツをつかめば簡単!」とか書いてあるし。うぬぬ、書いたヤツはここに居直れ!
ちなみに、本格的にやるならDVD『Ninja Rings』収録の手順が良いと思いますよ(余談)。




●2.変幻自在!?の魔球     実用度B……買い
(現象)丸いボールが いつの間に!? 増えたゾ!消えたゾ!四角になったゾ!


→スポンジの詰め合わせ。やや材質が固いとも思えるが、
それはテンヨー謹製『スーパースポンジボール』の柔らかさを知ってしまったからか?
ともかく、100円なので許せてしまう。解説書もこんなもんだろう。
悲しいのは、四角いスポンジが正方形になっていないところ。100円の限界をひしひしと感じるゾ!




●3. 瞬間移動する!?コイン     実用度B……買い
(現象)密閉されたケースに入れたはずのコインが… えっ!?何で出てくるの?


→いわゆる“スニーカースヌーカー”ってヤツですか。地味な色はなかなか良いと思う。
しかも、バーバリー柄のハンカチが付属しているという親切設計であります。
ちなみに、既に同じようなものを1個持っていたが*3、ほぼ同じ作り。
どちらもプラ製なので、見た目がチープなのはご愛敬か。




●4.ミステリアス!?マネー     実用度C……微妙
(現象)カップの中の紙が… まさか!?コインに変わった!?


→よくあるネタなんだけど、割と作りが良く、現象がスムーズに起こる。
信じてもらえないかもしれないが、これ本当。ちょっとびっくり。
でも、この変な色はなんとかならないか。




●5. ミステリー!?サークル     実用度B……買い
(現象)青と緑のプレートが… あっ!赤と黄に変わった!?


→「プレートをかぶせるだけで色が変わったわ、モルダー!」「スカリー騙されるな! それは宇宙人の仕業だ!」
と、アメリカの連邦捜査局から特別出演してくれたミステリーサークルの専門家は懐疑的でありますが*4
これも現象がかなりスムーズに起こる。しかも、演技後の改めも可能。
一発ネタにしかならないが、今回購入の製品ではかなりお気に入り。
でも、表側に張られている魔法陣のシールはチープ過ぎて不満。張り替えるか……。




●6.空飛ぶ!?マッチ    実用度C……微妙
(現象)トランプの上にマッチが一本 え!うっそー!マッチが浮いたゾー。


→“〜が浮く”マジックは地雷が多い*5という情報をキャッチしてからというもの、それらを避けていた。
つまり、これが“〜が浮く”の初体験となったワケであります。
「マッチが浮いたゾー。」と現象説明にやる気が感じられないのが気がかりだが……いざ開封!


で、感想。「くだらねェー! でも割と好きだ」。作りもかなり精巧なんじゃ?
あと、カードの材質がやけにいいのに感心したので調べてみたら、これがかの有名なブランド“Bee”なんですな。
じゃあ、このマジック用に1デック買ってこようかなぁ(←ゲゲーッ、気に入ってやがる!)






(まとめ)
こいつはひでぇッー! ゲロ以下のにおいが(略 と書きたかったが、
全般的に“買い”がほとんどという激甘の評価となってしまった。それも仕方がないか。
既に類似品を所持していたものも多かったが、中身を並べると総額600円には見えないクオリティ。お買い得すぎる!
お手軽かつ格安で入手できることが、安易なネタバレに繋がることを懸念して、お開きとさせて頂きます。




(追記)ダイソーの100円手品も買いまくったが、力尽きたので来年な(えー



*1:商品ラインナップを表わす番号ではない

*2:テンヨー製の解説書は、その点さすが

*3:ナポレオンズへの道』シリーズのアレ

*4:誰が呼んだんだよ、こいつら!

*5:代表格は悪名高き『宙に浮ぶ石』by テンヨー