FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

絶版本をめぐる冒険

「ミステリー事典」2冊惜しまれる絶版(本よみうり堂・出版トピック)


↑のニュースを読み、amazonで即注文。しかし、散々待たせたあげく
「入荷できないのでキャンセル(要約)」と告げてきた。ファッキン!


というワケで、食事ついでに神保町を探索。三省堂本店で『海外ミステリー事典』、
岩波ブックセンターで『日本ミステリー事典』を無事購入。
ただし、案の定というか、残り在庫は皆無だった。おそらく、自分の買ったものがラスイチ。
 ※ちなみに、岩波ブックセンターには『海外ミステリー事典』も1冊あったヨ!(4月4日現在)




権田万治新保博久(監修)『日本ミステリー事典』(新潮社) ※2000年9月5日 3刷
権田万治(監修)『海外ミステリー事典』(新潮社) ※初版
日本ミステリー事典 (新潮選書) 海外ミステリー事典 (新潮選書)
→かなりストイックな“事典”。巻末の目次やデータベースも便利で、資料としては最高。
紹介作品のチョイスにはやや不満があるけど、これは執筆陣の色ということで。
読み物としても面白いと思うが、そう感じるのは愛好家くらいだろうなぁ。


つうか、『日本ミステリー事典』は第1回本格ミステリ大賞(2001年)評論・研究部門の受賞作。
確かに売上は厳しそうだけど……。それでいいのか、新潮社。