FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

甘いモノが食べたくなる小説

米澤穂信夏期限定トロピカルパフェ事件』(東京創元社
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)
→ぶっちゃけてしまうと、シリーズ前作『春期限定いちごタルト事件』の感想は
“本格”してるけれど、切れ味の足らない日常の謎ミステリ……つうか“キャラクター小説”。
つまり、“イマイチ”。本作の感想も概ね同じだったんだけど、
余韻の残る“あのラスト”は好み。(だから、“イマイチ”じゃないな)
次回作があるみたいだけど、あのラストで余韻を残しながらのシリーズ完結でも良かったかも。


あと、ケータイ世代の高校生が“半ドン”を連想するところは笑った。
古いよ、米澤先生!