FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

出発前に判明した、リタイアの根本的な原因

リタイヤ@王滝100kmの原因、左クランク(XTグレードの『FC-M760』、ホローテック2*1採用)の脱落。


王滝100kmレポート後半(過去のエントリ)


あの惨劇から150年(←長ぇよ!)、左クランクが取れたまま放っておかれたNRS号が待望の復活を果たすッ!
吹っ飛んでしまったパーツ(キャップ)も、既に取り寄せてある。出発前に整備だッ!!


で、左クランクをサクっと組み付けようとしたんだけど……なにか変だ。なかなか付かない。
工具をコンクリートに置いておくと、持てなくなるほど熱くなってしまうほどの猛暑。
グリスも心なしか、粘度を失っているように見える(←気のせい)。焦る自分。
しかし、焦っても仕方ない。作業をリセットし、ひとまずワンを外してみる。
……ん? な、なんじゃこりゃ! 内部に入っていたプラスチックのキャップが割れているYO!!






仕方ないので、物置の奥からデフォルトのBBとクランクを引っ張り出してきて、速攻でセット。
NRS号は無事、出発できたとさ。めでたしめでたし!






つうか、全然“めでたしめでたし”じゃないので、帰宅後にググった。
参考になる記述を見つけたので、以下、引用。




シマノ製品に関する最新情報(サイクルメンテナンス メカニックスクール&テクニカルサービス)

ホローテック2の左クランクが抜ける事例が多数あったようで抜け防止用金具が取り付きます。
新型105ははじめから、アルテ、デュラも順次変更されていくそうです。
BBシャフトに穴も必要なので既存の物を改良するのは困難です(焼きの入った金属に穴を開けるのは難しい)。
いずれにしても左クランクの固定ボルト2本はゆるみやすいのでしっかりトルクをかけて
締め付けるとともにたまに増し締めが必要です。


同じくホローテック2の左側に付くキャップが割れる案件がいくつかでてきています。
デュラのようにアルミならよいのですがプラスティック製は割れる可能性大です。
これも左クランク固定ボルトがしっかり止まっていれば問題ないはずです。



確かに、(自分のお気に入りポイントでもある)無骨で頑丈なクランク部分に反して、笑っちゃうくらいプラスチッキーだ。
約2年間の酷使でダメージもあるハズだし、割れるのも無理はないのかもしれない。
ましてや、自分の使っているFC-M760は発売直後に買ったものだから、対策品ではなさそうだし。


とりあえず、ホローテックBB単体でも注文できそうなので、素直に取り寄せることにした*2
お値段が意外に高いので、orzな感じ。そういえば、サングラス(王滝でも使ったコレ)も落としちゃったしな!(えー




ついでなんで、パーツを清掃しておいた。




*1:BB一体型クランク

*2:not 素直→ガムテープとかアロンアルファとかパテとか