不満は配色だけ
●SELLE ITALIA(セライタリア)『YUTAAK GEL FLOW』(CYCLINGTIME.com)
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アテネオリンピック金メダル&MTB世界選手権XC部門3連覇中の最強王者、
ジュリアン・アブサロンが設計に携わっているらしい、セライタリア社の最新サドル。
このサドルの最大のキモは、前後とサイド部の黄色い部分に、ブーツのソールなどでおなじみ、
ビブラム社のビブラム(Vibram)素材が使用されているところ。
ビブラムが貼られている箇所はかなり滑りにくく、それが山サイ、特にガレ場の下りで役立つ。
自分が特に「イイかも」と思ったシチュエーションは、以下の2つ。
・下りに備えてケツを引いたとき。後部のビブラムでケツがピタッと止まる。
同じポジションにすばやく移動できるし、ケツのオーバーランも回避。イカス!
・中腰のスタンディングで下るとき。サドルを股で挟み込むようにして下るのだが、
サイド部のビブラムのおかげで、いつもよりも体勢が安定していた感じ。マーベラス!
逆にその滑りにくさが仇となったのか、漕いでいるときやサドル上を移動するときに
引っかかり(パンツの生地がビブラムに残るような感触)を感じることもあったが……
走っているうちに気にならなくなった。ビバ、自分の鈍感力!(えー
また、ゲル入り&穴空きタイプなので、ケツの痛みや大事な部分の痺れもなし。
後部の面積がワリと広いので、ゆったりと座れるのもイイ感じ。
山サイ&王滝100kmにピッタリなサドルじゃないかと思って購入したが、その通りだと思う。かなりオススメ。*1
ちなみに、
また、ノーズ部に配置されたVibramは、MTBを肩に担ぐ時の滑り止めの役割も果たします。
ということだが、自分は“前三角に肩を入れて担ぐ派”。ぶっちゃけ、わかんねぇ!(えー
また、耐久度に関してもノーコメントということで。
見たところ、かなり頑丈そうだが……まだ1回しか使っていないしNE!