FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

巨星墜つ

本格推理小説の名手、直木賞作家の泡坂妻夫さん死去(本よみうり堂)
→自分の一番好きな作家が旅立った。ミステリ作家でもありマジシャンでもあり紋章上絵師でもあった。
端正な文章、切れ味の鋭いトリック。ただ驚かせるだけではない。その解法には説得力があった。
直木賞授賞式でマジックを披露する、愛すべきミステリ職人。こんな人物が2度と現れることはあるまい。合掌。








以下、氏の著作ベスト3を挙げようと思ったが、『亜愛一郎の狼狽』以外の2作が絞りきれなかったので止める。
MAパス以上に無理。


『亜愛一郎の狼狽』東京創元社
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)


11枚のトランプ東京創元社
11枚のとらんぷ (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)


『しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術』(新潮文庫)
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)