ライフライン復活、本を買い漁るの巻
●三津田信三『首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)』(原書房)
→前作『厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)』を超えているとの評判を聞く。
おいおい、『厭魅』は(自分が選んだ)昨年の“ベストミステリ5”の1つだぜ!
ならば、超傑作なのは間違いなしだろ!! ……なので、超期待。
(参考)●ついでなので、今年度のベストミステリ5をば(過去のエントリ)
●折原一『タイムカプセル (ミステリーYA!)』(理論社)
●山田正紀『雨の恐竜 (ミステリーYA!)』(理想社)
→ティーンズを意識した理想社の新シリーズ“理論社ミステリーYA!”の2冊。当シリーズのクオリティを確かめる意味で購入。
初回配本の3冊*1が試金石となることくらい、理想社も重々承知していただろうし。
ちなみに、ジャケットに惹かれたことを付け加えておく。素晴らしい装丁であります。
●樋口有介『風少女 (創元推理文庫)』(東京創元社)
→既読なのに、“大幅改稿”という4文字だけで購入。いいお客だな、自分。
まぁ、文春文庫との違いを探すのも面白いか!(えー
●藤田和日郎『邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)』#1(完結)(小学館)
→フクロウ“ミネルヴァ”に見られた者はみな死ぬ。
興味本位のバードウォッチングやTV放映の結果、あれよあれよという間に死者は420万人超……。
そんなモノローグで始まる本作。なんというセンスオブワンダー……。
自分は掲載誌*2で第1話を読んだ瞬間、「以降は単行本でまとめて読もう」と決めた。
そして、やっと出たので読んだ。……これは傑作。藤田和日郎は天才。
なので、ネタバレされる前に読んでおくといいよ!
●若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ 3 (ジェッツコミックス)』#3(白泉社)
→相変わらず面白いが、若干パワーダウンしたように思えるなぁ。
設定で突っ走っているうちはいいが、次第にネタが切れてきて、マンネリがやってくる。*3
それを吹き飛ばすのは、面白いネタしかないだろう。引き続き、第4巻に期待〜。
以下のマンガは一気読みするともったいなさそうなので、明日読もうかと。温存とも言う。
●石塚真一『岳』#4(小学館)
●オノナツメ『さらい屋五葉』#2(小学館)
●荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』#12(集英社)
●たなかのか『タビと道づれ』#1(マッグガーデン)