FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

BGFIT〜MTB編〜

BG FIT とは?(横浜オレンジロード)


SPECIALIZED(スペシャライズド)社の有料フィッティングサービスとして定評があるBGFITを受けてきた。
実は、昨年にロードバイクで受けているので、今回は2回目。前回の約4時間のフィッティングの結果にかなり満足できたってことで、
今回は王滝対策として、満を持して、本命のMTBで受けに来たというワケ。




BGFITの特徴は、1時間以上かけて個人の身体的特徴をみっちり調べてから、それを基にして自転車を調整していくところにあると思う。
ちなみに、自分の特徴はこんな感じ。一から挙げていくとキリがないので、あくまでも一例。

・坐骨結節は124mm
→ロードバイクに付けていたSELLE SMP『COMPOSIT』は125mmで横幅が足りないので交換。


・肩甲骨の柔軟性顕著/臀筋が強い
ラグビーや柔道など、過去のスポーツ経験が効いているとのこと。膝角度が50度を越えているのにヒザを痛めていなかったり、
頸部に負担がかかっているのに首が痛くならないのは、この特徴のおかげらしい。


・左足の前足部が内に傾いている
→これはわかっていた。


・骨盤は右が高い/正面から見ると、肩が内に傾いている/右の頚骨が3mm長い/
→これもわか……るかーい! 「へぇ〜」の連発だよ!!

画一的ではなく、個人と向き合って行うのがフィッティングサービスの理想型とするなら、限りなく理想型に近いんじゃないかなー。




そんなこんなで、下記がGARY FISHER『X-Caliber』号のBGFIT前後の様子〜。


BGFIT前



BGFIT後



主な変更点は下記の通り。

・サドル高は大幅に伸びて655→710mm
・リーチ(ハンドルバーからサドル中央まで)は550→560mm
・シートポストは逆向きになり、サドル位置も変わった。長さは10mmだけど、されど10mm
・ハンドルが高くなった
・NINERの710mmのハンドルはカットせず。肩幅が広いからピッタリとのこと
・レバーまわりはほとんど変更なし。グリップは交換予定なので画像は仮のもの

(山サイ帰りの下り仕様でサドルが下がり気味だったせいもあるかもしれないけれど)王滝仕様への変更ってことで、サドル高は大幅に伸びることになった。
でも、ポジションやらパーツやらをガッツリ弄られたロードバイクに比べると、MTBではセッティングの方向性が間違っていなかったという印象。
パーツもそのまま使い回しでOKだった。


誰もが気になるサドル高の調整は……膝角度と上支点での膝間接の屈曲角度を重要視するみたい。
というか、目標の角度にするためにサドル高やサドル位置を調整する感じ。目標の角度は股関節の柔軟性などに応じて設定される。*1




……というワケで、自分1人だと計測できない箇所もキッチリ調整してもらえるので、BGFITおすすめ。
ポジション出し地獄からも脱出できるし。



*1:ロードバイクだと、32度/115度。サドル高は730mm