FURUGI@BLOG

横浜在住のmooran(むーらん)が書く日記のようなもの。

酔っぱらいのおっさんとダンスを踊った夜

来週はクリスマスだというのに、自分は何をやっているんだか。




■何が起こったのか?(ダイジェスト)
・電車内で暴れる、酔っぱらいのおっさん
・座っている自分に寄りかかってくるわ、隣の人の眼鏡をすっ飛ばすわ、やりたい放題
・おっさんを退かしつつ、「ちゃんと立てよ」とたしなめる自分
・おっさん、喧嘩を売られたと解釈したのか!? 「次の駅で降りろ!」を連発
・無視していたんだが、読んでいた本を叩かれたので……しぶしぶ自分も了承
・次の駅に到着。ほかの人が降りるのを無視して、自分の襟を持って引っ張るおっさん。
 この酔っぱらいのどこにこんなパワーが?
・終電間際のホームは当然、大混雑。それを無視して突き進むおっさん、引っ張られる自分。
 自分「(ほかの客に)すみませんすみません」
・ホームの端(先頭車両側)に到着
・おっさん「殴り合いで勝負だコラ!(と拳を振り上げる)」 自分「いや、まずは落ち着けよ……」
・おっさん「じゃあ、話し合いだコラ!(と拳を振り上げる)」 自分「ダメだ、こりゃ……」
・悲しいことにこのおっさん、クソ弱かった。自分が柔道の組み手の状態で両腕を封じていたので、何もできず
・このまま、表題のダンス状態が5分ほど続く。ホームの端で両腕を上下させている自分とおっさん。Shall We ダンス?
・ちなみに、自分は柔道&ラグビー経験者。豪快に投げ飛ばすことも可能。つうか、足元がお留守すぎます
・しかし、投げ飛ばした時点で自分がお縄になってしまう。そこは我慢
・同じ車内にいたイケメンが呼んできてくれた、女性の駅員さんがようやく到着。
・グッジョブ、イケメン! つうか、駅員さん……遅せぇよ!
・軽々しくおっさんの腕をつかむ、女性の駅員さん
・イケメン「おい、危ないよ!」と速攻で注意。つうか、この駅員さんは平和というか鈍感というか。この状況を少しは考えろ!
・男性の警備員さんが到着。「じゃあ、警察に引き渡しますんで〜」と自分たちを先導する
・ちょっと待て! 自分はこのまま、おっさん担当でダンス続行かよ!!
・ここでおっさん、急におとなしくなる。なので、おっさんの両手を解放
・おっさん、左手でポケットを探り始める
・自分「ナ、ナイフか!?」 ビビリなので、おっさんの両手を再封印
・ちなみに、携帯電話と財布だったようです!(えー
・改札の外に到着。警備員「あとはお任せください」 自分「お願いします」
 自分「暴力は受けていませんので、決して問題にしないでください」 警備員「分かりました」
 イケメン「じゃあ、私はここで(ニヤリ)」 自分「ありがとうございました」
・警備員さんにおっさんを託しておしまい
・うそっぽいけれど、残念ながらすべて実話




■ちょっとマジメな余談
・大きな駅だったからなのかもしれないが、人の波が去ったホームの端に、ひとけはない。
 思っていた以上に無人である
・大きな駅では駅員の数が少なく、ホームの隅々まで監視することができない
 当然、ホームの端で起こったトラブルへの対処は遅れがちになってしまう
・結局、5分以上、酔客とダンスを踊るハメになった。状況次第だが、
 らちが明かない場合は、自分で駅員や警備員に突き出した方が早いかもしれない
・「駅員を呼べるボタン」を探したが、見つからなかった。もっと多く配置すべき
・もしも、絡まれていたのが自分ではなく、女性だったら?
 (今回はイケメンが務めてくれたが)協力者がいなかった場合は?
・ピンチのときは大声で助けを呼ぶべし
・なぜなら、思っていたよりも周囲は気づいていないからである。
 いや、気づいているが、無関心を装っているのかもしれない。
 「厄介ごとに巻き込まれたくない」という心理が働くので、当然の対応とも言える
・だからこそ、ピンチのときは“大声で”助けを呼ぶべし。音量が周囲の勇気を引き出すかもしれない
・相手がナイフやスタンガンなどの道具を出してきたら……全力で逃げろ! だって、勝てっこない




■まとめ
おっさんが美女になればまる... - あせる名探偵 - はてなセリフ